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低用量ピルでにきびが改善する理由

考えている女性

低用量ピルといえば、避妊のために飲むものというイメージが強いです。
これを飲んでいると妊娠しないということは分かっているけれど、どういうメカニズムになっているのかはあまり理解されていないかもしれません。
低用量ピルは、飲むことによって女性ホルモンを調節する作用があります。
女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンという2種類があり、簡単に説明するとエストロゲンは卵を育て、プロゲステロンは月経を起こす働きを担っています。
このうちエストロゲンは卵胞ホルモンとも呼ばれ、女性らしい体を作り、きめ細かい美肌を作る働きも担います。

低用量ピルにはこの女性ホルモンが配合されており、女性の体を妊娠中と同じ状態に錯覚させるのです。
ですから、ピルを服用している間は生理が来ませんし、妊娠することもありません。

ところで、生理前になるとにきびがひどくなるという方がたくさんいます。
これはプロゲステロンの作用によります。
プロゲステロンは女性ホルモンですが、男性ホルモンと似たような作用を持ち、皮脂の分泌量が増えてにきびができやすい環境になるのです。
妊娠中はエストロゲン量が増えるため、にきびは改善され、肌がきれいになる女性が多いです。
ですから、低用量ピルを飲んでいる間はこういったにきびや肌荒れが改善されることにつながるのです。

ピルには様々な種類がありますが、一般的なものの使用方法としては28日周期として21日間はピルを飲み続け、飲み終わったら生理が来るというパターンになっています。
低用量ピルは避妊に役立つのみならず、生理不順の方は月経周期を整えるのにも役に立ちますし、肌荒れになやむ方にはその改善にも役立つものなのです。